手からなにか出てるのか
「手からなにか出てますね」
とよく言われます。
手があたたかいのは確かです。
そしてそれは出ているとも言えるし出てないとも言えます。
そう言ってくれる人は何か感じたから言ってくれているわけだし、
私「出てないですよお」
生徒さん「ええーでもなんかー」
としばらく続くと思われるやりとりも虚しいので
「温泉みたいなのが出てるんです」
と言って終わらせることにしています。
出ていないという真意は
言ってくれた人が期待するような他の人にはない特殊能力としての
何か出ている、だったら出ていないということ。
ヒューマンに備わっているもの以外のものはもっていないし、出せません。
出ているという意味は
ヒューマンならみな持ってる手当てに使うアレなら
私からも出ているでしょう。
お腹痛くなると自然とお腹に手がいくというあれです。
みんな出てるから手を当てるんじゃないかなと思います。
だいぶ長いこと自分の体を研ぎ澄ます練習をしてきたので
目がよく見えるようになったり、
味覚が鋭くなったり
鼻がきくようになるのと同じように
手当てに使うアレが出る管がよく掃除されて
使える状態になっているんだと思います。
からだと捉える範囲を広げればなんら不思議ではないことなのです。
でも言われて悪い気はしないです。
むしろ嬉しいです。
歓迎します。