妄想練習メモ
夏も終わりにさしかかった頃に再び痛み出した臀部からの神経痛、
(これを神経痛とよぶのか果たしてわからないけどそこはわりと気にしない)
今回のは右側のみの痛みで
体重を乗せたり体を後屈させると痛む。
こういうときの練習は、それはそれでとても興味深くておもしろいのです。
ポーズを進めるとか形をとるとかいわゆる体を使った練習はできないけど
そういった体操的側面だけがポーズの練習ではない。
もちろんできるに越したことはないけれど
体操できないときのポーズの練習は
思い浮かべるだけでニヤついてしまうほど楽しいのです。
目線がずれると意識が中心からそれて体のバランスが崩れ痛むので目線厳守。
呼吸が激しいと体にテンションがかかるので静かに深く。
お腹を柔らかく少し引き込んで会陰は吸っておく。
痛む箇所はとにかくおやすみ、徹底的に使わない。
ストレッチしたって揉んだって私の場合は治らないので。
痛みはひくのを待つのがいい。
この意識でやる練習の後はとても軽くて意識クリアで落ち着いてていいですよ。
体を追い込むことができないので
ひたすら呼吸と体を連動させるというシンプルさに還れるからかもしれません。
目線も安定するから集中してるし。
そんな練習を続けて何週か過ぎ
そろそろバックベンドの練習してもいいかもと思えるくらいには
回復していたその日、
足で押してとかお尻持ち上げてとか体に意識を向けるとやっぱり痛いので
***ここから妄想です***
仙骨を入れられるだけマックス入れてなんなら恥骨も近づけて
回転を意識したのです、回転。
恥骨を下から上への回転(イラストくれ)
その回転をくるくるくるくるくると高速にするのです。
で、その骨盤あたりの小さな車輪のような回転のそとがわに
もう一つの回転、体全体を包む大きな回転をイメージするのです。
外側の回転は穏やかで自然、大いなるなんとか、みたいなやつです。
気持ちよーくその回転に体の流れを乗せてみる。
小さな車輪を高速回転させながら大きな回転に乗る。
腰が痛みなく上がり腕が伸びたとき、
心の中でうおーーーー!!きもちいいいいいーーって叫びましたね。
いや本当にきもちよかったから!
かすかに臀部に硬さと痛みを感じたので体重を踵から指の付け根に移したところ
背面の小さな詰まりも取れ、きもちいいしかないベックベンドができたのです。
、、、たのしいです。
しかしながらポーズができてしまうとあっという間に
体の欲が出てきます。
3回目のバックベンドではもっと深く曲げたい欲求がでてきてしまいました。
そこでやったらできたのかもしれないけど
それは体操マインドなのでまた練習後疲れたり痛んだりします。
万全なときならそれもまたいいのかもしれないけど
体を曲げるという意識で練習することはちょっとしばらく考えたい気持ちなので
ここでバックベンドは終了、回転を反対にして前屈しました。
回転だけ、体を折り曲げない。
これに徹することができるのは怪我の功名ですね。
完全妄想の世界で瞑想的でもなんでもないのでおすすめはしませんが
体曲げなくてもポーズの練習はできるよってことです。