マジカルヒーラー あおたのりこ

フィジカルとスピリチュアルを繋いで現実をサーフする、あなたの人生をサポートします。

いい夫婦の日で大安

昨日今日と音楽を大いに味わった2日間でした。

 

昨夜は友人の多田ゆきさんトリオ(といってしまっていいのかしら)の
ジャズライブ。場所は小石川モノガタリというブックカフェ。
ブックカフェなのに?天井が高くアップライトピアノが置いてある
そこに目をつけたかどうかは定かではないけれどとにかくここでやりたい!と決めた
ゆきさんがその隣のPebbles Booksというこれまたいい感じの本屋さんオーナーの久禮さんを口説くところから始め、そこから人コトものが次々とつながりライブに至ったそうです。
今回私は半ば押しかけでお手伝いを申し出て仲間に入らせてもらいました。

 

ゆきさんはいつもいつも「わたしは、これに(あなたに)興味があります」とファーストコンタクトで表明していくスタイルの人で、私とゆきさんの出会いも例外ではありませんでした。
アシュタンガヨガの先生と生徒、ゆきさんからクラス後まっすぐに結構な圧とともにmixiで友達になって欲しいと控えめな表情と裏腹な明瞭な言葉で軽い圧とともに言われたのをよく覚えています。圧。そしてmixi、それは時代。

 

ライブに集まった方たちはそんな風にゆきさんから口説かれた方たちやご縁のある方たちで、それはまるごとゆきさんを表しているようで実に多岐にわたっており、かつやさしくあたたかな雰囲気のおとな(年齢関係なく人として)の集まりでした。
ジャズのお客さんだけではないので曲紹介とそれにまつわるエピソードを細やかにしてくれたのですがそれがとても興味深く、
Over The Rainbowのときだったか、いつも(きっと誰でも)夢は叶っているんです
ど真ん中というわけではなくてもいろいろな形で叶っているんですと言っていて
これにははっとしました。
確かにそう、こうきたかというような変化球のときもあるし、一見悪いことが起きたように思えるときもよくよく見てみると欲しかったモノがその中にあったりする。
それを見つけられる人はきっと感謝を知るのではないかと思うのです。そしてゆきさんはそれを知っている、だからこそあのあたたかな幸せな空間ができたのだと納得しました。

 

チャーミングで情熱的なピアノの山口コージさん、
シャイで寡黙だけど熱量のあるベースのよしみせいいちさん、
ゲストの飄々として軽やか愛あるタップの村田正樹さん
そしてしっとりとのびやかでやさしい多田ゆきさん、

 

音と愛を浴びる幸せでいっぱいになった昨夜でした。

 

そして今朝は息子の小学校の音楽会。

 

今の音楽専科の先生は主にバイオリンを演奏する音楽家なので
その授業はとても面白いんだと息子から聞いていて
公開授業の日に音楽があれば必ず見るようにしていました。
とにかく音楽は楽しいよ表現は楽しいよという音楽愛爆発の先生。
楽譜の成り立ち意味読み方という骨組みを教えてくれるので
彼らはもう楽譜読めるしこの曲はこういう構成ねという理解がある程度できているのです。すごい。
楽器を演奏するときには自分の指を見るなと、練習中のあなたの指に正解はない
そこで顔を上げると楽器を持った先生が正解の指を指してくれている。
ピアノ担当の生徒には伴奏担当者としてやるべきことを教えてくれる。
ピアノの演奏に関してはほめてくれるだけ。
そんな先生に日頃教わっている彼らの音楽会。これはもう楽しみにしていました。

 

歌うにしても演奏にしてもとても自由なスタイルで、子供達それぞれが自分が歌う、自分が演奏する(苦手なパートはエアーにする)ということをしていてすごい力を感じました。
曲の歌詞や曲にまつわるエピソードを教えてくれたそうで、自然と子供達は考えるわけですその歌について。その上で歌うんですね、あなたならどう歌うと問うてくれているんです。そしてそれにオッケー!と言ってくれる。
鍵盤ハーモニカはどう持ったら演奏しやすいかを問い、それを許す。
テクニックはあくまでそれぞれの限界を見極めて指導してくれているのが見てとれます。息子の話を聞く感じだと。

 

そうして自分の表現をしている子供達の演奏は全身から音が出ており
上手い下手を超えた力が出ていました。

 

2日連続ほんとうに贅沢な音楽の時間でした。
芸術に触れて秋だったことを思い出しました。